常に勉強し続けること。
日々学び続けること。
仕事だけが学びの場ではありません。
人と話すときも
コンビニで買い物をするときも
移動するときも
どんなときだって勉強になります。
そこで得たものが巡り巡って
仕事にも活きることもあるでしょう。
人はいくつになっても、
どこにいても、
どんな人からでも学ぶことができます。
更に本からの学びもあります。
普段、今を生きている私たちですが
本では広い
・時間軸
・空間軸
を行き来できて
更に自分で経験しきれないものを
疑似体験することができます。
例えば
夏目漱石の「三四郎」では
熊本から汽車で上京する車内で
同乗した見ず知らずの人から
こんな風な言葉を聞かされます。
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“「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……」で一寸切ったが、
三四郎の顔を見ると耳を傾けている。
「日本より頭の中の方が広いでしょう」と云った。
「囚われちゃ駄目だ。いくら日本の為を思ったって贔屓の引倒しになるばかりだ」
この言葉を聞いた時、三四郎は真実に熊本を出た様な心持がした。”
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熊本より
東京より
日本より
頭の中が広い…
これは大きな気づきを与えてくれました。
自分の過去の経験から学ぶことももちろん大事です。
しかしそれだけではありません。
成長したい、
学びたいと強く願う人は、
どんな環境であれ学ぶことができます。
常に学びのアンテナを立て、
周りに起こる学びのチャンスを掴みましょう。